足回りを考える〜ショック編(その1)


今まであちこちの峠や首都高、サーキットを走ってきましたが、実際の所スポーツ走行をするためのモディファイといえば給排気とホイールくらいで、肝腎のサスペンションに関しては全くのノーマル状態でした。そんな状態でもスポーツランド山梨では現行GTVの2Lツインスパークとほとんど変わらないタイムで走れたので、車重の差があるにせよノーマルの75でもなかなかのポテンシャルを発揮してくれました。
しかしながら、実際に不満を抱えていなかったわけではなく、もっとスポーツ走行向きのサスペンションにアップグレードしたいと常々思っていました。

今まで装着していたのは右の写真のモンロー・センサトラックというショックです。Tipoなどの雑誌広告にも頻繁にでていますが、一般の社外品のようなスポーツショックではなく、あくまで純正品のリプレイス物として販売されています。その為値段が驚くほどリーズナブルなので、補修用や特にスポーツ走行を前提としない方にはオススメのショックだと思います。
しかしながら、よりスポーティーに走るという視点から見ると、明らかに力不足なのは否めません。今まで乗ってきた中での問題点を上げると、

・平坦な道でも常にピッチングが続いて乗り心地が悪い
・路面からの入力が小さい時は固めなくせに大入力があると腰砕けになる
・車から外した状態で手で縮めても自然と元の長さに戻ってしまう
 (伸び側の減衰力が足りない)
といった状況でした。

そこで、次のショックを選ぶことにしたのですが、いくつか条件を考えてみました。一つ目はサーキット走行にも耐えうる減衰力を持っていること、二つ目は車に装着した状態で減衰力の調整ができるもの、三つ目は闇雲に固くなく乗り心地が良くてなによりタイヤの路面への追従性がよいこと、四つ目は値段がリーズナブルであること、以上の4点を基準に各方面から資料を集めて検討してみました。

当初は、日本での入手のし易さと乗り心地&フィーリングの良さ、そして一般性から黄色のコニ(減衰力調整式)にしようかと思っていたのですが、減衰力が外部から調整できない(車から外してショックを捻って減衰力を調整するために非常に面倒くさい)ことと、一般的すぎて研究対象になりにくい為に却下しました。また、同様の理由+値段の高さでビルシュタインも却下しました。
そこで、最新版のDemon Tweeks 2001のロード版カタログを物色してみると、外部から減衰力が調整できるショックを2種類発見しました。どちらもイギリスのA.V.OとSPAXというメーカーの品です。
A.V.Oは主にロータスやスーパー7などのライトウエイトスポーツカーのショックでわりと有名です。またSPAXはミニ用のショックはつとに有名ですが、昔からアルファ用のショックも数多く出していました。価格はSPAXの方が若干高く、減衰力調整代はA.V.Oが6段階、SPAXが14段階です。
当初はあまり聞いたことのないA.V.Oにしようかと思っていたのですが、前の会社の社長がGTV6にSPAXを装着して非常にフィーリングが良かったという話をしていましたので、結局SPAXに決定しました。


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